埼玉に引っ越してもパートだった

「あんた今どんな生活をしているの?」という母の言葉に対して、何も返事をすることができないのは、未だに就職を決めることができていないからです。私は今、埼玉県で1人暮らしをしているのですが、この生計を立てているのは、アパレルショップのパート勤めの給料のみで、正直言って、毎日がとても苦しい状態になっています。しかし私は、こんな生活を送りながらも、もう実家に帰ることはできません。なぜなら私は、就職をして自立をすると断言をして、実家を飛び出してきたからです。私は実家にいるとき、もう大学を卒業していたにも関わらず、決まった定職に就くことができていないだけではなく、パートでさえも続けることができていませんでした。そのため、まだまだ両親のすねをかじりながらの生活を送っていたのです。そんな私に対して、両親が勧めてきたのは、就職ではなく結婚でした。なんといくつものお見合い写真を私に見せ、早く安心させてほしいと言ってきたのです。私はこれでもまだ23歳で、恋愛をして結婚をするならともかく、さすがにお見合いだけは嫌だと思いました。そこで私は、このお見合いから逃げるようにして、実家を出てきたのです。埼玉県に引っ越してくることに決めたのは、友人が実際に埼玉県で就職を決めていたため、私にでも探すことができるのではないかと思ったからでした。
そうして私は一人暮らしを始め、それと同時に就職活動もスタートさせました。もちろんこれが決まるまでは、パートとして働き続けなければならず、アパレルショップでのお仕事を続けています。しかしこの生活を始めてから、かれこれ1年が経っているのですが、未だに就職先が決まっていないのです。何度か面接を受けさせていただいいてはいるものの、それに全く合格することができず、結局はパート勤めをしています。これならば、実家にいるときから何の成長もしておらず、情けない限りです。早く就職を決めたいです。
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